
1:2020/06/18(木) 01:00:37.04ID:Rgb6vHGR9 三菱自動車工業(東京都港区)の男性社員(当時47歳)が2019年に自殺したのは、長時間労働による精神疾患が原因だったとして、三田労働基準監督署が労災認定した。遺族らが17日、記者会見して明らかにした。
発症前1カ月の残業は「過労死ライン」の100時間を超える139時間に上ったとしている。
代理人の秋山直人弁護士によると、男性は1993年に入社し、車の開発に携わってきた。18年に未経験の軽自動車の商品企画を担当し、共同開発した日産自動車との業務調整や販売準備で多忙が続いた末、19年2月に社員寮の自室で命を絶った。
労基署は直前に精神疾患を発症し、過労自殺だったと認めた。認定は5月28日付。
男性は休日もパソコンを使って働くなど、実際の労働時間はさらに長かったという。健保組合が支給した腕時計型端末の記録では、死亡前1カ月のうち22日は睡眠時間が6時間に満たなかった。
男性の妻は記者会見で「仕事の量に見合う人員の配置や、社員を思いやる会社の管理体制の整備を心から願う」と訴えた。川人博弁護士は「新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが広がるが、労務管理は適正に行うべきだ」と指摘する。
三菱自動車は取材に「当社社員が亡くなったことを重く受け止めている。現在、詳細を確認している」とコメントした。
https://mainichi.jp/articles/20200617/k00/00m/040/211000c
powered by Auto Youtube Summarize